はいぱ〜コラムbyワシ

聴くに耐えない   2003.3.28



 昨日未明、真夜中にブッシュとブレアの会見。たまたま見ていたワシだが、正直なところもはや「聴くに耐えない」。テロの根絶、大量破壊兵器保有を暴く、イラク国民を開放する…彼らの主張はぐるぐると回り、いずれにしたって「はいはい、あなたたちお題目はいいから、要するに戦争したかったんだって、はっきり言いなよ!」という気分になる。見え見えのお題目を並べているのは米英のリーダーだという「世界の現実」を突きつけられる思いだ。

  情けないのはマスコミで、この会見の時も鋭い突っ込みを見せたのは約一名だけ。とりわけ今回の戦争で、自立した報道機関としての使命もプライドも、まったく失っているような米国マスコミの状況は恐ろしいくらいだ。日本のマスコミでは伝えられていたが、イラク首脳の会見を「ペンタゴン発表では認めていない会見内容」との理由で、公然と放送途中で打ち切米国のテレビメディア…視聴率を気にしての事らしい。容認するアメリカ世論もあるのだろうが、これでは世論自体が公然と操作されてしまう。まるで「大本営発表」しか報道しないような姿勢である。

  こうしてアメリカ国民には戦争の現実が隠蔽され、当事国ながら最も戦争の現実を知らない国民になってしまうのだろうか。常に「全て順調で予定通り」と結ばれる公式発表は、まさに戦時中の日本のようだ。とにかく、そういう米英の下で独自路線を取れない日本だけれど、せめて日本のマスコミだけは情報を隠蔽せず、公正かつ中立であって欲しい。



HYPER COLUMNby washi
トップへ
トップへ
戻る
戻る
次へ
次へ